電子黒板の導入に使える補助金とは?種類と特徴を解説
電子黒板は全国の教育機関や企業において業務効率化や学習の質向上を目的に導入が進められています。
今回は、電子黒板の導入に活用できる主な補助金制度について解説します。
電子黒板の導入に利用できる補助金や助成金は、いくつか種類があります。
こちらでは主な制度についてご紹介します。
※ 実施内容や期限が変更される可能性があります。補助金の最新情報は各制度の公式サイトからご確認ください。
GIGAスクール構想は、文部科学省が推進する教育機関ICT環境整備のための施策です。
学校のICT環境整備3か年計画(2025~2027年度)で支援の対象となっているICT設備は以下の通りです。
電子黒板以外にも色々なICT設備が支援の対象となっているので、対象となる学校はぜひご活用ください。
IT導入補助金は中小企業や小規模事業者を対象に、業務効率化やDXのためのITツールを導入する際の一部をサポートするための制度です。
IT導入補助金の申請枠には種類があり、電子黒板やパソコンを含むハードウェアが対象となるのはインボイス枠(インボイス対応類型)と複数社連携IT導入枠の2つです。
また、対象であってもハードウェア購入のみで申請はできないので、必ずソフトウェアやシステム等を一緒に導入する必要があります。
私立学校向けのICT化助成金も設けられています。
地域によって内容は異なりますが、例として東京都私学財団が都内の私立小学校・中学校・高等学校・特別支援学校を対象に令和6年に実施した私立学校デジタル教育環境整備費助成事業をご紹介します。
助成金の対象となるのは、以下の機器や経費の購入費およびレンタル、リース料です。
自治体によって制度の内容や助成金の対象が異なる可能性があるので、各自治体や地域ごとの私学関係団体のホームページ等から詳細をご確認ください。
電子黒板の導入には高額な費用がかかりますが、各種補助金や助成金を活用することで負担を軽減できます。
各種制度は実施期限が定められていたり、期間限定だったりすることもあるので、気になる支援策はお早めにチェック&申込をしましょう。